ドッグフード雑学

【ドックフード】ヒューマングレードを選ぶ意味と必要性│手作り食という選択肢も

こんにちは!管理人のクラゲです。

今回は、ドックフードに増えてきた「ヒューマングレード」についてお話していきます。

昨今、犬(ペット)も家族の一員という考えが広まり、「より品質のいい食事」をと考えている飼い主さんが増えてきています。

この考え自体には賛成なのですが、犬を飼うということは食費以外にもお金がかかりますよね。特に病気になった時の医療費は馬鹿にできません。

愛犬のためにと思ってドックフードを高いものに切り替えたため、医療費に回せるお金が減ってしまっては本末転倒です。

そこで高いフードの代名詞となってきている「ヒューマングレード」の意味と選ぶ理由について考えていきましょう!

本当に愛犬のことを思っているのであれば「ヒューマングレード」以外の選択肢もあります。飼い主さんの生活環境やお財布事情も考慮して、愛犬に合ったフードを選んでみましょう。

ヒューマングレードとは?

犬(ペット)も家族の一員という認識が広まり、飼い犬にも人と同じものを食べさせてあげたいというニューズが出てきたため、ある時から「ヒューマングレード」と言われるドックフードが登場してきました。

このヒューマングレードという言葉ですが、日本では明確な定義がなく様々な意味合いで使われているため注意することも必要です。

一般的なイメージでは、「人が食べれる」、「人が食べても安全」といった認識がありますが、従来のフードであっても人が食べられないわけではありません。

確かに人がドックフードを食べ続けると栄養バランスが崩れて体調が悪くなることはあるでしょうが、病気にまで発展することはないでしょう。

ヒューマングレードの間違った認識

日本において、ヒューマングレードには明確な定義はないのですが、商品パッケージにヒューマングレードと記載されていれば優れたフードだと思われています。

しかし実際は、原材料が「安心安全」であるかどうかを示す表現の一つにすぎません。

もちろん愛犬の食べるフードの原材料からこだわりを持ちたい方にはいい目安なのかもしれませんが、そのフードが栄養バランス的に優れているとは限りません。

また、多く方は「ヒューマングレード」のフードと言えば人が食べる食材と同じものが使われていて、「食品安全基本法」といった法律にのっとって人の食品を製造している工場で製造されていると思いがちですが、

人用に出荷される食材をそのままドックフードに使用するケースは非常にまれです。

また、ドックフードを食品安全基本法を満たした人向けの食品を製造している加工工場で作ることはできないのが実情です。

一方海外では、ヒューマングレードというと「人の食品と同程度の安全性基準をクリアしたフード」を指すことが一般的です。

つまり、海外のヒューマングレードを基準にすると、「人が食べる部位と同じところを使っている」だけではヒューマングレードと表記してはいけないのです。

そもそも人の食品と同じものをドックフードにする意味はあるのか?

そもそもドックフードに人の食品と同じものを使う必要はあるのでしょうか?

何十年も前であれば、品質を疑いたくなるようなフードも売られていたことでしょう。しかし、今は「ペットフード安全法」という法律もあるため、成分規格や製造方法基準などが定められています。

この法律のおかげで、すべてのペットフードはペットの健康を害する危ないフードの製造・輸入・販売を禁止しています。

そのため、ペットフード安全法にのっとって作られたドックフードはすべて安全であるといえます。

もちろんリコール騒ぎがあるように、異物や残留農薬などが混入することもあるでしょうがわかった時点で各メーカーが尽力して回収するので問題になることは少ないでしょう。

また食べ物が豊富な日本に住んでいるとわかりにくいでしょうが、世界を見ると飢餓で苦しんでいる人は世界人口の9人に1人の割合でいます。栄養不良に苦しんでいる人も3人に1人いるとも報告されています。

地球上には多くの生命がいて、食料資源には限りがあります。

人が食べれないけど、ペットが好む味で合ったり栄養素的に優れているのであれば安全を確認できた後、ペットフードにして食料を分かち合うことも大切ではないでしょうか?

今でこそ、日本は豊かでペットに対してお金を使うこともできますが、今後どうなるかはわかりません。

あなたの生活環境に適したいいフードを選択するためにも「ヒューマングレード」という言葉だけで判断せず、総合的にみていきましょう!

本当に愛犬のことを考えるなら「手作り食」も考えてみよう!

家族の一員である愛犬に、どうしても人と同じ品質のゴハンをあげたいと思っているのであれば、メーカーの販売しているドックフードに頼るのではなく、犬の栄養学などを学んで「手作り食」を作るという選択肢もあります。

ヒューマングレードの意味や必要性をよく考え、愛犬のためにできることをしてあげてください。

もし手作り食をチャレンジしてみようと考えているのであれば、すべて手作り食にするのは飼い主さんの負担もあると思いますので、まずはトッピングから始めてみましょう。

クラゲ獣医さん
クラゲ獣医さん
手作り食は栄養バランスが偏ることが多いから、「総合栄養食+トッピング」からチャレンジしてみよう

まとめ:ヒューマングレードのドックフードを選ぶ意味と必要性

人によっては高いフードや評価の高いフードを食べさせてあげることが愛犬のためと思っている方も多いですが、飼い犬の健康を考えるのであれば、食材の品質も大切ですがそれ以上に栄養バランスに注目しましょう。

ヒューマングレードのフードを選ぶことが悪いことだとは思いません。しかし安いフードであっても十分に犬の健康をサポートすることはできます。

ヒューマングレードや他の評価のいいフードを選ぶときは、キチンと選ぶ理由と必要性を考えていきましょう。